【コラム】EST? EDT? マッチング時刻を惑わすタイムゾーンとサマータイムの問題

さていきなり問題。現在の東京とニューヨークの時差は何時間だろうか?

  1. 13時間
  2. 14時間

実は1、2のどちらも半分正解で、半分不正解。

というのも、現在のニューヨークの時刻を表す記述には二つの方法があるからだ。東部標準時(Eastern Standard Time、EST)と東部夏時間(Eastern Daylight Time、EDT)の二種類が存在し、3月16日現在だとそれぞれ時差が異なる。

まず、ESTの時差は日本時間-14時間である。これは年間を通して変動することはない。夏時間になったらESTが存在しなくなるわけでもない。常に-14時間だ。

一方のEDTは夏時間、つまりサマータイムの時刻を表している。サマータイムとは欧米で実施されている制度で、夏の間(といいつつ7〜8か月にも及ぶが)は時計を1時間早めるものだ。これにより、日本との時差は-13時間となる。

つまり、現在の時差はESTなら14時間、EDTなら13時間ということになる。

しかしながら、実は当のアメリカ人がESTとEDTを厳密に使い分けていない。例えばポットラックの次回マッチングは以下のように記されている。


6pm ESTなら日本時間の朝8:00ということになるが、実際には日本時間の朝7:00に実施される見込みだ。

どうやら「EST」と書いてあったとしても、「東海岸の現地時間」という意味で使われているケースが少なくないらしい。

振り回される側からするとはた迷惑な話だか、そういうものだから仕方ない。それならマッチングの時刻確認には間違いの起こらない「UTC」を使おう、なんて声もある。


UTCとは……と説明をし始めるとまた長くなるので割愛する。とにかく、時差の問題にはクラクラの対戦中だけでなく、対戦前からずいぶん頭を悩まされるようだ。

アチャコ

アチャコ